今回は小中学生を対象に「スプリント（30m走）」と「持久力テスト（1.5km走）」を実施しました！
これらのテストは、単に“速さ”や“体力”を測るだけのものではありません！
動きの多様性や体の使い方の質を知るための、大切なヒントが詰まっています！
目次
なぜこの年代に「さまざまな動き」を経験することが重要なのか？
小学生から中学生にかけての時期は、運動能力の土台を築く“ゴールデンエイジ”と呼ばれています。
この時期に身につけた身体の使い方は、その後のスポーツスキルやケガの予防、さらには集中力や学習力にも影響を与えると言われています。
たとえば…
- 速く走る（スプリント力）
- 方向を素早く変える（アジリティ）
- 一定のリズムで走り続ける（持久力）
- 跳ぶ・しゃがむ・バランスをとる（コーディネーション）
これらはすべて、スポーツだけでなく、日常生活の中でも求められる力です。
テストで見えた、個性と課題
テストを通して気づかされるのは、子どもたち一人ひとりの違いです！
- 全力で走れる子
- リズムよく動ける子
- 持久力が高い子
- バランス感覚が優れている子
反対に、苦手な動きがはっきりと見える子もいます。
ですが、その「できない」をどう受け止め、どう向き合っていくかが、これからの成長にとって何より大切です。
競うのではなく、比べるのでもなく、「自分を知る」こと
運動テストは、誰かと競い合うためのものではなく、自分の身体の特徴や成長を“見える化”するためのものです。
自分の得意なこと・苦手なことを知り、それに合わせたトレーニングや動きの学びを積み重ねていくことで、
子どもたちは「できる自分」「変わっていく自分」に気づき、成長に前向きになっていきます。
最後に：動きのバリエーションが、未来の可能性を広げる
「走る」「止まる」「跳ぶ」「ねじる」「投げる」
こうした動きを遊びの中やトレーニングの中で楽しく経験することが、10年後のしなやかで強い身体、そしてチャレンジできる心を育てていくのだと、私たちは信じています。
スポーツをする・しないに関わらず、すべての子どもたちに「身体を使う楽しさ」「成長の手応え」を感じてもらえるよう、これからもサポートしていきます。
【まとめ】
- 小中学生は動きの土台を身につける大切な時期
- スプリントや持久力テストは「自分を知る」きっかけになる
- 多様な動きの経験が、未来の成長や可能性につながる
